ケネディクス商業リート(3453)から分配金が入金されました。
分配金の概要
5月18日に2020年3月期決算が発表されましたが、今後の分配金予想は次の通りとなっています。
2020年9月期 5,540円
2021年3月期 6,450円
商業特化型ERITということで、コロナで大きく売り込まれていましたが、テナントのうち、全てがマイナスだったわけではなく、食品やホームセンター、ドラッグストアなどはコロナによってむしろプラスの影響があったため、実際にはコロナによる賃貸料収入への影響は限定的でした。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
株価の状況
今後1年間の予想分配金は11,990円、本日(6/7)の終値は206,600円ですので、分配金利回りは5.80%です。
コロナ前は27万円台で推移していた株価は、コロナで一時110,900円まで下げましたが、ようやく20万円台まで回復してきました。
むすび
一口に商業施設と言っても、そのカテゴリによってコロナの影響は大きく異なるため、商業REITについては保有資産やテナントの内容についても注意して見ておく必要があります。
当法人の場合、5月18日に運用状況及び分配金の予想が発表されましたので、時期的には緊急事態宣言を踏まえてコロナの影響を十分織り込んだものだと言えるでしょう。その上で、分配金の減少幅が意外と小さく、コロナの影響について決算説明資料で詳しく説明されていましたので、一定の安心感を得ることができました。
そのため、3月末時点では4口しか保有していませんでしたが、その後買い増して現在は11口保有しています。
マーケットではまだまだ過小評価されているようにも思いますが、コロナの第二波が来て再び緊急事態宣言が発令されるような悲惨なことにでもならない限り、安心して保有できると思っています。
なお、この記事はあくまで僕の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。