米国株投資と言った場合、2つの意味合いがあります。一つは米国企業への投資、もう一つは米国市場の商品に対する投資です。この記事では米国市場の商品に対するという意味での米国株投資について書いています。
現在、私の米国株投資については、すべてETFへの投資としています。これは、日米の時差があるため個別銘柄に関するニュースや値動きにタイムリーに反応できないことや、私の英語力の限界からどうしても日本株に比べて情報収集の範囲や理解度が限定されてしまうことなどといったネガティブな要因もありますが、米国市場には優れたETFが数多く上場していて、投資スタイルに応じて様々な商品から投資対象を選択できるというポジティブな要因もあります。
現在私が保有しているETFを私の主観的なカテゴリで分類すると次のように整理されます。
1.グロース(大型)
QQQ
VUG
2.グロース(テーマ別)
CLOU
FINX
BOTZ
GNOM
3.ディフェンシブ
VIG
4.中国株
CXSE
テーマ別のグロース株としてグローバルX社のETFを加えているのは、メジャーなETFの場合、どうしてもGAFAMのウエイトが大きくなってしまいますが、GAFAM以外のグロース株にも投資したいと考えたからです。
Twitterでは最近はARK社のETFがかなり人気のようですが、残念ながら日本からはサクソバンク証券でしか買えませんし、サクソバンク証券は特定口座の取り扱いがないようですので、今は諦めています。
中国株については、政治やイデオロギーは別として、中国の経済力や中国企業の技術力、成長性は無視できないと考えるため、中国の非国営企業を投資対象とするCXSEは面白いETFではないかと思います。
各ETFの組入れ上位10銘柄
以下のデータはBloombergのウェブサイトから引用、加工しています。
QQQ
VUG
CLOU
FINX
BOTZ
GNOM
VIG
CXSE
むすび
ETFの魅力は、ポートフォリオに対してまとめて投資できることですし、銘柄選択からリバランスを勝手にやってくれて、しかも投資信託と違ってマーケットでリアルタイムに売買できるところです。
米国市場は少なくともこれまでは右肩上がりでしたし、これだけ選択肢があるのであれば、ETFだけ十分じゃないかなと思うようになりました。これも一つの投資スタイルだと思って、参考にして頂ければと思います。
ただ、個別株投資は成功すれば爆発的な利益を得られますので、より大きなチャレンジをしたい方は、Twitter上に素晴らしい個人投資家の方々がいらっしゃいますので、そちらを参考にされると良いと思います。
なお、この記事はあくまで私の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。