たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

夢真ホールディングス(2362)

当社は1980年1月に施工図の作図を行う設計事務所としてスタートしましたが、現在は建築技術者派遣事業を事業の柱にしています。建築技術者派遣エンジニア派遣が事業の中核であることは変わらないものの、事業の多角化を進め、子育て支援や介護、総合建設業にも参入していましたが、赤字であるこれらのノンコア事業を売却する一方で、教育関連事業をスタートさせています。事業の柱は変わらないものの、時代の変化に適応していくために、新規事業を手掛ける機動性があるのが当社の特徴です。

 

当社の事業は建設業界に大きく依存していますが、東京オリンピックまでは建設ラッシュが続くため、建築技術者やエンジニアの人材に対する需要は高いレベルで推移することが期待できます。当社の課題は、どれだけ必要な人材を確保し、定着率を高い水準で維持していくかということに尽きると思います。建築技術者やエンジニアの人数は順調に増えているので、こうした課題はうまく対処しているように思われます。ただ、採用コストや人件費は今後もアップしていくことが見込まれますので、人材に対する需要の増加を単価アップに繋げていくことができるかが、当社の今後の業績向上の鍵になるでしょう。

 

2015年9月期から1株配当金は35円が続いていますが、ずっとタコ配当なんですね。当期も予想EPSが28.16円に対して配当金は35円となっています。僕は本来タコ配当銘柄を避けているのですが、当社については、M&Aを含めて今後も高成長が期待できると思っていますので、一時的なタコ配当もいずれ解消されるものと思っています。今日はなぜか最高値を付けた後、急落しましたが、下がったところは買い増しのチャンスと思ってじっくり見守っていきたいと思います。

 

主な指標(3月27日現在)

株価 839円

時価総額 626億円

予想1株配当金 35円

予想PER 29.75

実績PBR 4.98

*データは四季報オンラインより引用

 

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