たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

株主優待に対する僕の考え方

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高配当株投資の中には株主優待を含めた総合利回りを指標として投資をする方法があります。

 

株主優待の中には、クオカードやギフトカードのような金券であったり、会社の商品やサービス利用券であったり、カタログから品物を選んだりするものまで、多岐にわたっています。こうした株主優待を有効に活用している投資家として、桐谷広人さんはあまりにも有名です。

 

 

 

 

 

僕はというと、銘柄選択をする上で株主優待は全く考慮しません。あくまで現金配当から配当利回りを計算し、その高いものから投資対象を選んでいます。

 

株主優待を自分で使わなくても、今ならヤフオクやメルカリで比較的簡単に換金することができますので、理論上は一定の経済価値を認めることができます。

 

ただ優待品は保有株数に比例するわけではなく、むしろ保有株数が少ない方が利回りが高くなったりしますので、簡単に利回りを計算することができません。これではうまくスクリーニングができません。

 

このような理由で、株主優待はあくまでおまけとしてしか見ていません。そのため、昨年の主力株だった夢真HD2362)でポイント制の株主優待が導入されていたことにはじめは気付かず、掲示板を見てはじめて気付いたくらいです。気付いたとき嬉しかったですが。

 

 

 

 

 

優待株投資のメリットは、優待そのもののメリットの他に、優待株は個人投資家の人気が高いため、相場が崩れたり業績が一時的に悪化しても、下値抵抗力があると言われています。その一方で、優待が改悪されると暴落するリスクがあります。

 

優待品を受け取っても課税はされませんので、それもメリットと言えるのかもしれません。厳密に言えばその金額が大きければ税務上は何らかの所得になるような気もしますが、通常は誤差の範囲なのでしょう。

 

そんな株主優待ですが、自社のことを株主に知ってもらいたいという趣旨で自社商品を送ったり、自社サービスの利用券や割引券を送るのはある程度理解できるのですが、それでもほとんど利用されないような割引券であればコスト分が無駄ですし、クオカードやギフトカード、お米券やプレミアム優待倶楽部のようなもので株主を増やそうとするのは邪道ではないかと思います。そのようなことをするのであれば、その分現金配当を増やすべきでしょう。

 

ということで、僕の投資判断において優待を考慮することはありませんが、おまけとして頂く分にはありがたいと思います。(笑)