たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

僕の不動産業界に対する見方 ~ さよならサムティ

 

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サムティ(3244)を昨日売却しました。今日の値動きを見ていると、ちょっと早かったようにも思えますが、それはあくまで結果論ですので、深く考えないようにします。

 

僕が高配当株の銘柄選択を行う場合、除外する業種の一つとして不動産業があります。リーマンショックの前後に中小デベロッパーが破綻し、苦い経験をしたことから、いくら指標上は割安に見えても、敬遠してきました。

 

 

 

 

 

ひと口に不動産業といっても、フロー型とストック型とでは収益構造は全く違います。

 

フロー型のビジネスは、マンション分譲やファンドへの一棟売りなど、仕入れた不動産を開発、加工などして販売することで利益を稼ぐビジネスですが、ここ数年の地価の高騰と建築費の高止まりから、この先の業績はかなり危ないのではないかと思っています。

 

そう思いつつ2年くらいが経過し、その間も多くの中小デベロッパーが業績を伸ばし、株価が上昇しましたので、ちょっと怖がり過ぎたのかもしれません。

 

ただ、最近の大都市の地価の高騰を見ると、不動産業におけるフロー型のビズネスモデルはそろそろ限界なのではないかと思っています。

 

ストック型のビジネスは、不動産を保有して運用したり、顧客基盤を持って安定的に手数料収入を得るタイプのビジネスです。不動産の運用に関して言えば、オフィス需要はまだ高い水準にありますし、ホテルはインバウンド需要の伸びが期待できますので、当面は安定的な収益を上げられると思っています。

 

また、賃貸管理やマンション管理など、安定した顧客基盤から手数料収入を得る大部のビジネスも景気変動の影響は受けにくく、不動産業の中ではリスクは低いでしょう。

 

 

 

 

 

僕がサムティ(3244)を買ったのはクリスマスの暴落とタイミングでした。サムティは以前にも一時保有していましたが、だまし討ちのようなライツをきっかけ一旦は売却しました。

 

ところが、クリスマスの暴落で、あまりにも株価が下がっていていました。

 

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しかもサムティのビジネスモデルがフロー型に偏っておらず、バランスのとれた成長をしているように思えたので、この株価ならさすがにリスクは低いだろうと思って200株だけ購入しました。

 

それが1ヵ月もしないうちに含み益が30%を超えていたので、ここは原点に立ち返って売却した訳です。

 

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